こんにちは、ノニヤマ(@_noniyama_)です
年に1回は必ず登りたい!というか気持ち的には毎月登りたい鳥海山へ行ってきました。
この日は午前中は晴れ、夕方前から令和3年台風第9号が接近ということで夜明け前から登り午後には温泉を楽しむ。なんて山行を計画。暗闇の中ヘッドライト装備でスタートです!
なおブログを始めて鳥海山での夏山登山記事は2つ目。いつも書く〇〇山ってこんな山なる見出しはカットさせていただきます。他の山でも2回目以降はこのスタイルで書いていきますので、よろしくお願いします。
さて今回の記事は山の天気は変わりやすい。登り開始は早めが吉となっています。身をもって感じてきましたよー
2020/8/9
今回の登山コース
鳥海山5号目鉾立からスタートし、七五三掛分岐にて千蛇谷(せんじゃだに)へ降りるのが今回のルート
前回は快晴の中外輪山を通り、新山へ。併せてご覧ください。
駐車場到着は午前3時半。真っ暗な山で星見れるかなー?なんて考えてましたが曇っていて全く見れず。
というかこの時間に街にこれだけの光があることに驚きました。スマホだと夜景はやっぱり厳しいですねー。
登山口横の石像をパシャっと。ヘッドライトで照らされ、良い感じに恐怖感ありますわ。
石畳を歩いて40分ほどで空が白みがかってきました。男鹿半島がバッチリ見えます。
緑に映えるニッコウキスゲ。
賽の河原に到着した頃、山は完全に朝の表情に。
なんだか去年に比べて水の量が少ない気がします・・・
御浜小屋に到着!こちらが開いているのを初めて見ました笑
メニューに魅力的なモノばっかり載ってますね。鳥海山氷河水が気になるーー!
って検索したら普通に出てきました。まさか・・・コレなんでしょうか??
登山バッジは2種類ありました!紫の方が気に入ったので下山時に買うことに。
去年は使用できなかった御浜小屋トイレ。綺麗なもんでゆっくりと用を足せました。
いつも見下ろすカタチになってしまう鳥海湖。次回はぐるっと回ってみたい・・・
御田ヶ原にて山頂をみるとガスガスガス・・・・。
日本海方面を振り返ると稲倉岳が見えます。登ってみたいなーと思うんですが、YAMAP見ても夏に登られている方が全然いない・・。
遂に鳥海山の木々までマスク着用に。コロナ禍とは恐ろしや。
さて思い出深い分岐へ到着。去年は通れなかった千蛇谷(せんじゃだに)へ行ってきます!!
なかなかに急な下り道。既視感あると思ったらミニ四駆のコースっすね、これ笑
雪渓が見えました!かなり雪は減ったんでしょうが、8月に白いエリアが見えるだけでテンション爆上がり!!!
赤い線になっているのがトラバースしていくルートですね。
しかし今回はあえての雪渓ルートで!落石が怖いルートなので物音に注意しながら進んでいきます。
んー、スノーボードしたい!笑
雪渓エリアが終わって急登の始まり。下ってくる方々は前日に御室小屋で宿泊されたそうで。
「新山、強風だから気をつけてね」と忠告されました。
ようやく着いたーーーー。胸に着けていたタオル、絞れるほど雨含んでます笑
今回は汗拭きよりもレインウェアやら装備の雨処理に活躍してくれました。
うぉぉぉーー!去年は木板で締め切られていた窓が見える!見えるぞ!初めて見る売店と雨風で変なテンション。生ビールに惹かれますが、とりあえず今は温かいものを摂取したい・・・
登っている時は山頂の景色を見ながらお昼ご飯を考えていましたが、この雨では無理無理無理のカタツムリ。
300円払って休憩させていただきまーす。
雨風が凌げるなんて素晴らしい!!さーて食事の準備を・・・ん?
なんと室内火器禁止でした。禁止ならば仕方ない・・・クソ強風の中で調理してきますよ・・・書いといてくれよ・・・
そんでもって覇者の一杯メチャメチャ気になります笑
外に出てみると休憩前より風が強くなっており、流石のウインドマスターも火が揺れる揺れる。
雨風に耐えつつ調理をしているとベテラン感半端ない山おじさんから「何してら。そこの喫煙所でやりゃーいいべ」の一言。なるほどタバコ吸わんもんで考えもしませんでした。
四方が壁で囲まれているおかげで楽々調理!山シャツの似合うおじさん、教えていただきありがとうございます!
ようやく暖かい室内に戻って来てパクっとな。お腹が空きすぎて、一口目を食べてから写真を撮ってないことに気付くノニヤマ笑
今回は【ホットサンドの具】なる物を購入してみました。薄型の缶詰タイプで持ち運びしやすく、味も美味し!
ビーフシチュー味を食しましたが追いチーズすればさらに美味くなりそうです!
食事を摂ったらパパッと新山へ向かいます。このアングルすんごい好き。
もう山頂はすぐそこ。ここで先行しているグループが降りてくるのを少し待ちます。
爆風でしたが風が弱まった合間を狙って無事登頂!一年ぶりにまたここに来れて良かった!
新山から降りてきて休憩ついでに、初めて山頂美術館へ。山小屋ではありえない綺麗なホワイト具合が素敵です。
扉を開けてみると宿泊用の個室になっていました!
鳥海山頂美術館スウィートルーム。なんて甘美な響き・・・ここに泊まって星空撮って・・・たまりませんな!!!
美術館には色々展示されてましたが、ノニヤマはこれが1番お気に入り。やっぱりイヌワシは東北民にとって身近ですから。
東北楽天ゴールデンイーグルスとかね。実は宮城のサッカークラブ ベガルタ仙台の球団マークにもイヌワシを使ってますが、あっちは星座のベガ・アルタイル、そして彦星の属する「わし座」から由来してるようです。
この作品、捕食者っぽい無機質感ある瞳もGoodです!
行きが千蛇谷なら帰りは外輪山!な考えで通ったらやっぱり爆風笑
どんどん風が強くなっていく中で新山へ向かう老夫婦とすれ違い。「無理だべしゃ?帰ろう」「なんも大丈夫だ」の会話が印象的。
下山はピストン、急ぎ足の為写真はほぼ撮らず。鉾立まで来るとガスは全くありませんでした。
駐車場まで戻ったところで活動終了!無事下山。おつかれ山でした!
新山まで行くとやっぱ距離ありますねー!
ガスガス強風でもなんとか平均ペースは90〜100%の標準タイム。かなりの人数とすれ違いましたが9人とは・・・YAMAPやってる人少ないんでしょうか?少し寂しい。
登山後の温泉は・・・?
今回は道の駅象潟にあるねむの丘へ。温泉に入りながら綺麗な海を見るならココでしょう!鳥海にかけた【眺海の湯】いいネーミングっすね!
疲れもあり、浴室内のベンチで30分位寝てしまいましたよ笑
休憩所から鳥海山を眺めます。ここから見ていても信号機が風で大きく揺れ、山ではどれだけの風になっているのか。
すれ違った老夫婦大丈夫かな・・・。
お土産売り場へ寄るとモンベルの鳥海山Tシャツ発見!酒田モンベルに売ってる鳥海山Tシャツとは違うタイプですねー。
今回の山行 備忘録的まとめ
さて今回は2021年8月の鳥海山登山について書きました
いやー、疲れました。予報とはうってかわり早い時間帯からの雨と風。夏に冬と土地勘のある山だったので山頂を目指しましたが、初めての場所なら間違いなく撤退していたと思います。
雨登山はいい経験できましたが、山の天気は変わりやすい。をまざまざと実感することとなりました。
さて、鳥海山登山の記事は2回目ですがどちらも鉾立ルートから。次回は矢島口や太平口なんかを考えていますよーー!!!
それでは山、楽しんでいきましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございました
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