【レビュー】無駄なくOD缶を使い切れる節約、軽量化向けアイテムの使用が実は違法でした・・・【マルチガスアダプター】

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登山
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こんにちは、ノニヤマ(@_noniyama_)です。

みなさん中途半端に残ったOD缶ってどうしてますか?

キャンプや登山毎に使い切れれば、何も問題無いんですが、実際には現地でのガス切れを恐れ追加購入。そして半端なOD缶が貯まっていく・・・ではないでしょうか?筆者はまさにそれを繰り返しております笑

というわけで今回はそんな半端なOD缶問題を解決する【マルチガスアダプター】をレビューしていきます。

ノニヤマ
ノニヤマ

ガスを無駄無く使え経済的!登山時も荷物の重量を減らせると買って良かったアイテムの1つと思っていましたが、(高圧ガス保安法施行令第2条第3項第8号)の簡易な液化ガス容器への再充てん禁止に抵触する様です。

現在使用されている方も自己責任をしっかり念頭に置きましょう。

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マルチガスアダプター レビュー

こちらがマルチアダプター外観

内容物は本体と取説のみ。本体は「Made in China」でした。

マルチアダプター使用の際はデジタルスケールが必須です。ちなみに本体は35g。

OD缶からOD缶へガスの充填

  1. OD缶の重量を計る
  2. 送り側ボンベ(半端に余っている方)を温め、受け側ボンベを冷却する
  3. 受け側が下段に位置する様接続し、充填開始

登山時に活躍する軽量、省スペースの105サイズ。新品時には190g程度だったので、約70gほど補充していきます。

左の250サイズから右の105サイズへガスを移し替えます

送り側の250サイズOD缶をお湯(40°c〜50°c程度)で5分ほど温めます。

※容器内のガスが少ないと画像の様にOD缶が浮いてしまうので、レンチンしたタオルで包む方が簡単です

冷凍庫に入れておいた105サイズOD缶を下段にし接続。ニードルバルブを開き、詰め替えスタート。

※各OD缶を温めたり冷やしたのはガス缶の内圧を利用して上から下の缶に移動させる為です

受け側の105缶は120g→184gの64g増。 送り側は252gから186gの66g減

数字で確認出来る様に、しっかりとガスを充填できました!

※送り側が2g余計に減っているのは、ノニヤマがビビって充填中何度もアダプターから外し、計量したのが原因です。

節約、軽量化目的にも

ノニヤマ
ノニヤマ

日帰り登山時には軽量コンパクトで使いやすい105サイズ。ただ・・割高なんですよねぇ

OD缶サイズガス内容量SOTO公式サイト 税込価格1gあたりの価格
105105g600円約5.7円
250230g660円約2.9円
500460g1100円約2.4円

こうして表にしてみると105サイズと500ではガス1gあたりの価格が2倍以上!

頻繁に使うとなると充填したくなっちゃいますよ・・・

というわけで重さに拘らないキャンプなどでは500サイズがお得です

マルチガスアダプター注意点

再充填について

経済産業省よりマルチガスアダプターなどを使用した再充填について書かれています。

他にもOD缶には「生産物賠償責任保険付」の文字があります。

PL保険とも言われ、製品の欠陥や仕事の結果によって事故が起こり、法律上の賠償責任を負われたときに保険金を支払う、というものです。

ただし、アダプターを使用し再充填した場合は当然、こちらの保険は使用出来なくなります。

シングルバーナー使用時の注意点

コンパクトで軽量な105サイズのOD缶ですが、シングルバーナーで調理時少し不安定になりやすいです。クッカー等の重さでひっくり返すことを防ぐ為、OD缶に取り付ける脚部もオススメです。

マルチガスアダプター レビューまとめ

さて今回は無駄なくOD缶を使い切れる【マルチガスアダプター】について書きました。

記事にするまで数回使用し、コスパ最高アイテムだ!と思っていましたが、まさかの違法でした。というかOD缶にしっかりと再充填禁止と明記されてましたね・・・

ここの所、円安やら色々な影響を受け様々なモノが価格上昇。キャンプや登山の度に新しいガス缶を購入するより、メーカーより再充填可能なOD缶を発売していただき、アウトドアショップにてガスの充填が出来ればユーザーのお財布&環境にも優しいのでは?なーんて事を考えてしまいました。


現在使用による罰則はない様ですが、マルチガスアダプターをお使いの方は自己責任を念頭に置き、絶対に他人に迷惑をかけないようにしましょう!!

ここまでお読みいただきありがとうございました

ノニヤマ

季節を問わず山が好き

スノーボード、登山、キャンプと週末は山の人になります

大自然の秋田からアウトドアを発信

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