こんにちは、ノニヤマ(@_noniyama_)です
2回に渡って記事にしてきた東北トリップ。
前日、前々日とキャンプ場を2つハシゴした後に登山とはあまり無いプランだと思います。が、トライしてみるととても良い経験になりました!
山の麓にてテントから目覚め、準備し、登る。
このブログの目標である【バックカントリーテント泊】への小さな第一歩だと思います
さて今回の記事は東北トリップ最終日!旅の締めくくりはお手軽??登山となっています
やっぱり自分で登ってみないと分からないもんですよ、脚ガックガク・・・
2021/7/19
登山前に宿泊したキャンプ場記事。お時間があれば是非お読みください。
テントの中からおはようございます。この日起床時間は3時半・・・。
早起きの理由は岩木山登山コースタイムの長さもありますが、登山後に秋田まで帰らなきゃいけませんからね、次の日仕事ですし。
朝食を手早く済ませ目の前の岩木山へ向かいます。んーみそ汁がウンマイ。
岩木山ってこんな山
津軽富士とも呼ばれる名峰!
青森トリップの最終日、1番人気のコースを堪能します!!
岩木山登山スタート
さてさてここが本日のスタート地点の嶽温泉登山口。駐車場は前日利用した西澤旅館さんからOKを貰えたので裏手に止めさせていただきました。登山口から徒歩15秒です笑
・・・ん?
よくある熊注意の看板と思いきややたらとゴツイ熊の絵よ笑。
鳥居をくぐってスタートしましたが、すぐにまた鳥居が出現。登山の無事を願います。
温泉を引くための配管なのか山には不釣り合いなモノ。ちなみに温かくはなかったです。
初めて登る山ではピンクリボンが本当に有り難い。岩木山、不思議な分岐が結構ありますね。
標柱が多く設置されているので自分の位置が良く分かります。次の分岐まで752Mと細かいのが妙にツボりました笑
樹林帯を抜け八合目に到着、振り返るとこの眺望。良いですね〜疲れも吹っ飛びます!
そしてお手軽登山と呼ばれる所以がおそらくコレ。夏にも稼働するリフトって新鮮です。
この日は残念ながら運休、というか往復1,000円とはなかなか・・・。いつかは乗ってみたいですけどね!
そして画像右側にある様に営業中ならココでも登山バッジが購入できます。
令和3年(2021年)は平日休業の様です、リフト乗車を考えている方は土日、祝日にどうぞ。
早朝でも8号目トイレは開放されています。入り口はコチラ。
入ってみると手術中みたいな表示のトイレ。
使用中なんでしばらく待ってましたが、コレ誰も入ってないのにこの表示だったんですよ!
漏れそうな時だったら困っちゃいますねー。
バスや自家用車で8号目まで、9号目まではリフトが使用できるとは・・・まさに観光地!
しかし8号目から少し登るとこの景色。岩場もさることながら、残雪にテンションが上がります!
向こうに見えるのがリフト降り場。冬と違って夏のリフトは風が気持ち良さそうです。
山頂方面とは反対側、大きな岩山へ登山者たちが向かうのでノニヤマも行ってみます。
岩山の裏には慰霊碑。沢山の飲み物や小銭が置かれていました。
1964年(昭和39年)1月に、秋田県大館鳳鳴高校の山岳部員5人が遭難し、4人が死亡する遭難事故が発生した。当時は高校生だった登山家の根深誠が、この捜索活動に参加していた。
Wikipedia 岩木山より引用
事故が気になり検索してみると最初に出てきたのがこのノンフィクション小説。ノニヤマも機会があれば読んでみようと思います。
少し小高い場所から山頂方面を望むとはっきりとルートが分かります。
待ち受けるのは・・・ヒュッテからガレ場の急登。ガレ場好きなノニヤマ、ここから既に心が踊ります。
小休止しようかと鳳鳴ヒュッテの戸を開けてみると、あまり使われていないのか湿った空気がどんよりと・・・
さぁ、先へ進みますかね笑
小屋を出て登りきってみるとこの景色。いやー、達成感ありますわ。なんたってここだけで標高差100M以上稼ぎますから!
けど・・・これ本当にお手軽百名山??なんて考えが浮かんで来ます。
このルートで山頂へ向かうならバスやリフトで来たとしても、必ずこのガレ場を通るはず・・・
アクセスが容易でもやっぱり山です!観光目的でも絶対にサンダルなんかでは来ちゃいけませんよ!!
山頂までもう少しの所でまたまた登場!
鳥海山、明田富士でも見かけたこの標柱。秋田だけじゃないんだな・・・と仲間意識が芽生えました笑
登山開始から4時間弱でなんとか1,625M岩木山登頂!!
誰もいなかったので大きく鐘を鳴らします。それにしてもおしゃれな山頂標。
奥に見えるのがトイレ。山頂で用を足せるなんて幸せです、ありがとうございます。
ゆっくり休んでいると続々と登山者達。何度も登っているらしい岩木山おじさんから「あれが八甲田だ、北海道だ。カメラは良いぞ」と色々教わりました。
遥か遠くの北海道、肉眼でははっきり見えるのにスマホだとこれが限界。んーカメラもレベルアップしたいなー。
最近は富士フィルムに興味が。X-T4が気になりまくってます・・・
この子、レトロな見た目と写真の色が好みなんですよね!!
カメラなんて、さらに深い沼な感じがしますけどキャンプでも使えるし・・・ね。
山頂で1時間も休んでしまったんで少し急ぎ足で下山開始。百沢コースを通って岩木山神社へ向かいます。
ジリジリとした日差しはあるけど向かい風が気持ち良い場所。んー先は長そうです。
延々と続くガレ場の下り。体力がどんどん持ってかれます・・・
この日は気温も高く、水の消費量は多め。そんな時に現れた岩木山のオアシス。【錫杖清水】真夏でも水が枯れることはないそうです!
頭から水をかぶるとみるみる体力が回復していきます!この水、キンッキンに冷えてやがるッ!!!
短いけど雪渓発見!!良いですね、真夏の雪!!
スノーボードしたくなってきタァァァ!!!
崩落箇所が結構あり、足元不安定な百沢コース。この一の大岩を巻いて下るとこなんてメチャクチャ滑りましたよ・・・
登山に来ると高確率で色々な生き物に出会えます。
今回は【ニホンヒキガエル】イボイボ感が何とも言えませんね。
ここまで来ればもう少しのはず。鼻を擦り付けるほどの急坂って表現があまりピンときませんが、足にはキテます。
反対側の登山口までなんとか到着。何か・・・色々とカオスな入り口。
開けた場所に出て、振り返ると後方に見える岩木山。というかスキー場の敷地内を通過するんですね、ココ。
スキー場の次はキャンプ場を通り抜けて行きます笑
そしてこの場所にも例のアレが・・・
本日のゴール岩木山神社手前では たくさんの木々が矢の様に真っ直ぐ伸び本当に美しい風景でした。
平坦な道って歩きやすーーー!
登山後は岩木山神社を楽しみます!
疲れ果てた所で岩木山百沢コースの案内板。神社の巫女さんに聞くと「地元の方々もよく登るポピュラーなコース」とのこと・・・
地元の方、健脚すぎませんか!? ノニヤマ下りでもこちらのコースはキツく感じました。。。
で、で、出たー。例の柱が究極進化、外装が金属に!!!
いきなり高級感出ましたな笑。
奥の日光と呼ばれる神社の建造物は素晴らしいの一言。これをゆっくり見たくて、嶽温泉側から抜けてきたんです!
山の麓にもかかわらず水温は低くてとっても美味しい水。地元の方が何人も汲みに来ていて
「岩木山登ってきたんか?お疲れさん」と言ってくれたのが嬉しかったです。
往路の登山口へはバスで戻ります。本数が少ない路線なので間に合って本当に良かった・・・
ちなみに岩木山神社前から嶽温泉までは440円でした!
バス停に到着した所で活動終了!無事下山。おつかれ山でした!
山頂で1時間カメラタイムを楽しんでも、おおよそ標準タイムとなりました。少しずつ登山スピードが上がっている気がします!
百名山にしてはすれ違った人数が少なめ。やっぱり平日の山は空いていて良いですねー。
そう言えば下りで通った百沢コースでは多くのトレイルランナーとすれ違ったのが印象に残っています。あの急坂を走って登るなんて、尊敬ですわ。
岩木山神社隣のお土産屋さんにて登山バッジGET。ちなみに神社内ではこれとは違う渋めのデザインのバッジが購入出来ますよ!!
再度岩木山を登った時にはそちらも購入したいと思います!!
今回の山行 備忘録的まとめ
さて今回は2021年7月の岩木山登山について書きました
3日間に渡った東北トリップもこれで終了。旅の最後に青森県の最高峰に立てるなんて本当に最高な旅でした。
登山前に見つけた記事では【お手軽百名山】との文言があり、ちょいと軽い気持ちがあったのは事実ですが見事に打ち破られるカタチとなりました。
嶽温泉から神社までのコースはお手軽じゃないからね!と世界中に伝えたいです笑
独立峰なので登っていないコースも当然残っています、山頂での新しい社が完成した頃なんかにまた登ってみたいと思います!
それでは山、楽しんでいきましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございました
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