こんにちは、ノニヤマ(@_noniyama_)です
前回のバックカントリー記事からしばらく経ちますが、実はそこから3回も行ってました!
ブログには書けていませんでしたが、前半戦を振り返ってみると今シーズンは地味にバックカントリー楽しめていた様です。
そんなわけで備忘録的に2月の秋田駒ヶ岳BCを振り返って行きますね〜
2月の秋田駒ヶ岳バックカントリー
1月30日 ぎんれい第三リフト降り場から入山
2月のBCまとめって書いておきながらこの日は1月30日。ほぼ2月なんで許してください笑
この日は風がかなり強めの予報。時速70km表示なんで、計算すると風速19M以上・・・
まぁツリーの中、積雪状況を調査する気持ちで向かいます。
クワッド乗り場から駒ヶ岳は全く見えず。
第3リフトへ乗り継ぎ上部へ向かう途中。先が真っ白デス・・・
第3リフト降り場から登る予定でしたが視界不良、強風の為かもしか側の沢へドロップ。
上部とは一変して静かな世界が此処に。視界も良好、この時期からは考えられないディープな雪を楽しめた1本でした〜
スプリットでも沈み込むサラサラパウダー。この日は半数がスノーシューだったんで、ノニヤマかなりラッセル頑張りました・・・
途中スキーヤーの三人組が追い抜いてくれたお陰でハイクが楽々!ありがたや〜
森の中をしばらく進むと秋田駒ヶ岳の守護神登場。すいません、適当です笑
登り返し頑張ったご褒美は最高の雪面。
この日の登り返しは1本のみ。
そして最後に待ち受ける直登ゾーン。いつもより急登でなかなか登れず、皆で作戦タイム。
結局時間をかけ遠回りで登ることに。VERTSの人だけがキックステップで急登を楽々登っていくのは衝撃でした・・・
この日はトータル4時間弱、距離も短めのショートツアー。午後からはゲレンデパウダーを楽しみました。
最後の急登でジタバタ頑張った事を考えると消費カロリー、きっともう少し多いはず!
2月13日 アルパこまくさより入山
トップシーズンの日曜日。時間も7時前とそれほど早い時間ではないですが、一番乗り!!
この日は13時頃にはスキー場に行かねばならぬので行けても3本かな〜。とりあえず出発です。
前日のトレースが残っており道中は快適そのもの。
あっという間にドロップポイントに到着。滑走前に弱層テストをすると昨年に比べかなり安定している気がします。
気温が低く継続して雪が降る21-22シーズン、素晴らしい〜!
道中トレースがしっかりあったのにも関わらず、滑走するツリーの中は最高のノートラック。
あまりに気持ち良かったのでドロップ位置を変えておかわりしてきました!!
さて3本目。地図を見ながら西へ新しいルートを探索しているとツリーホールにスッポリ。
滑走中とは違い、スキーモード中だったのでストックを使いなんとか這い出る事が出来ました。振り返ってみると大きな穴ですが、通過する時はただの雪面に見えたんですよ・・・
正面に旧スキー場が見える、初めての斜面。緊張しながらのドロップインです・・・
落ち込みの存在を無線で伝えられているのに、迂回しないスタイル笑
ザック背負っての2Mストンプは体にキました・・・パウダーで良かった。
しっかり3本愉しみつつも、時間ピッタリに終了!これぞ計画的山行ってやつでした。
この後スキー場へ戻りKORUAの試乗会を楽しんできましたよ〜
2月20日 アルパこまくさより入山
この日は夕方から爆風予報なので、早めに高度を下げる計画。
珍しく登る前に今日のメンバーと記念写真。
登っていると後ろから轟音が。
この日はたざわ湖スキー場の圧雪車で行くガイドツアー初日。9時CAT出発予定なのに2時間も前からピステンかけていくんですねー。
ツアー参加してみたかったですが募集後即埋まったようで・・・各回定員5名とはかなりの狭き門。行けた方羨ましいー!!!
この光景、まるでスキー場だよ・・・。圧雪車が何度も行き来して美しいピステンバーンを広げておりました。
車道もしっかり圧雪され、帰りのランは壁遊びが捗りそう!!!
途中ツアーの参加者を乗せた圧雪車に追い越され、彼らは八合目へ向かって行きました。
車道から八合目付近を眺めると既に風が強そう・・・という事で今回もツリーを楽しむ為ラッセル開始です。
ムフフフフ。な斜面がお待ちかね。此処はやっぱり裏切りません。
気持ち良い1本を終え、登り返し地点にいくとトレースがボッコボコ!
登り途中で追いつきましたが五人組で全員がVERTS使用。階段状に圧雪されたトレースはスプリットと相性最悪でした。全然シールが効かん・・・
結局再ラッセルが決まったので体力回復のため、早めのランチタイム。
雪で掘りごたつ風のテーブルを作ってキャンプ気分を楽しみましたが風がクッソ寒かったです。
というか雪洞掘れば良かった・・・笑
階段上になったトレースを軽快に歩くスノーシューマン。
ボコボコになったトレースを嫌って急斜の深雪を登るスプリット。ルートがそれぞれ違って面白い。
晴れ間が顔を出してくれたものの上部は既に爆風。早く準備してドロップインを・・・
と思いきやクライミングスキンの収納袋が飛ばされる後輩笑。
ラストランはツリーを抜け、車道の壁や落ち込みで遊びながら下って行きます。
今までと違って帰りが快適すぎる。圧雪車ありがとぉぉーーーー!!!
結局夕方まで遊んでしまいタイムは8時間越え笑 登りより帰りの地形遊びで身体がガタガタになりました。ザック背負って転ぶと・・・ねぇ。
おわりに
さて今回は2022年2月の秋田駒ヶ岳バックカントリーのまとめを書きました。
1ヶ月間で3回の山行。ルート開拓に挑んだりと個人的にはまぁまぁ行けている方だと感じますが、今シーズンは未だに男岳に行けていないのが気がかりです。
たざわ湖スキー場も3月いっぱいで終了。となれば男岳へのアクセスも簡単ではなくなってきます。残り日数を考えると今年は厳しいかな・・・
またこの斜面で滑れますように・・・
ここまでお読みいただきありがとうございました
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