こんにちは、ノニヤマ(@_noniyama_)です
前日は岩手山小屋泊を楽しみましたが2日目はお隣、三ツ石山へ行ってきました。
言わずと知れた紅葉の名所ですが、聞くところによると道中は結構な悪路。疲れた体と重装備で景色を楽しむことは出来るんでしょうか??
さて今回の記事は雲を楽しみ、雲で泣く。再訪を誓う三ツ石山となっています
山のイメージってその時の天候が大きく左右すると思いません?
2021/9/25-26
1日目の山行はこちらにて。岩手山 山頂でのマジックアワーは素晴らしいの一言でした。
三ツ石山ってこんな山
本州で一番早く紅葉する山として有名な三ツ石山
SNSでも色鮮やかな景色が楽しめるスポットとして大人気!今回は岩手山からの縦走で紅葉を見にいきますよー!
避難小屋からおはようございます。しっかり3時半に起床することが出来たので軽めではありますが、まずはゆっくり朝食を。
お酒を飲んだ次の日には味噌汁が欠かせません!
八合目避難小屋のトイレは手洗い場も完備なので、しっかり歯も磨けました。ありがたや・・・
昨日は登って感動でしたが、今日はどうなるのか。勿論トイレは爽やかに使わせていただきました笑
4時半前には準備完了し、避難小屋前の水場で給水。小屋が慌ただしくなる前に出発できて良かったです。
窓から見える赤い光が何だかムーディじゃないですか笑
三ツ石山 岩手山八合目避難小屋からスタート
2日目のコースを黒矢印で。
八号目避難小屋〜岩手山〜御花畑〜犬倉山〜三ツ石山荘〜三ツ石山〜松川温泉
ぐるっと遠回りをして紅葉を楽しんだ後、松川温泉を目指します。距離結構あるなぁ・・・
昨日も登った岩手山ですが、朝にしか見られない景色がきっとあるはず!ご来光間にあうか・・・
疲れて振り返ると同じくご来光を目指して、何組かの登山者が登ってくる様子が分かります。
ただ、遠くに見える不動平避難小屋横の一際明るいオレンジの光。あれは何だろう・・・
何とか急斜面を登りきると東の空はもうかなり明るくなっています。
ど、どこでご来光見ようか???登るのに夢中で全然考えていませんでした笑
朝日なんだからとりあえず東側にいれば良いか、なんて安易な考えで撮影スポット決定。
丁度良い高さの岩にGoProをセットしたら暫し休憩タイム。雲海の流れる様子と朝日をカメラに収めます。
太陽が登る少し前、水面に赤い反射が。来るぞ、来るぞーーーー!
って、雲に隠れるんかーーーい。かなり期待していたんですが朝日は雲によって隠されてしまいました・・・
自分なりにご来光を楽しめたので続きはGoProに撮影を頼みノニヤマは火口方面へ下ってきます。この分岐を左へ、と。
足元の状態が随分と変わり、柔らかい感じがします。そして岩手山中心にある建物が見えてきます。
岩手山神社奥宮に到着。今日の山行が無事でありますように、とお参りしておきました。
それにしても色々と破損が目立ちますね・・・
避難小屋を出発する時からやたらと寒いと感じていましたが、地面を見て見ると霜が・・・寒いわけだ。
この日も朝から美しい雲海が見れました。昨日の山頂とは違う東側からの景色なので、八号目避難小屋もしっかり見えます。
GoProを回収しお鉢巡りスタート。この稜線を通っていくんですが、強風時には辛そうなルートです。
後から見返してみるとタイムラプスで良い感じのご来光撮れてました、GoPro様様です。ノニヤマが使用しているのはHERO9ですが最近発売された10も気になりますね・・・
登り切ったところで火口方面をパシャリと。
黒矢印の所どう見てもケルンなんですが、どこから登ったんでしょうかね??ケルンの裏側が大体岩手山神社奥宮なんですが登り口あったかな・・・
人生で初めて見る滝雲(たきぐも)。雲が尾根を越え、山肌を滝のように流れてゆく。これも今回の登山で心に刻まれる景色でした。
岩手山、また来るよ。
岩手山を降りてきて小屋前ベンチで2度目の朝食予定だったんですが、霧と強風の為9号目の不動平避難小屋にて朝食を。
前日は慌ただしくトイレのみの利用だったんで気付きませんでしたが、コチラの小屋も小綺麗で良い感じ。
寒く無い時期であれば不動平避難小屋で静かにお泊まりもアリですね!
リゾッタだらけの今回の山行。朝食らしい五目味をチョイス。これが味噌汁に合うんですよね〜。
忘れ物の告知があったんでブログにも貼っておきます。モンベルのレイン上下とは盛大に忘れていきましたなぁ・・・。
二階の様子。基本的には一階で寝るのがベターな感じ。冬季の入り口にもなっていました。
不動平避難小屋を出発しようと思いきや、裏手の開けたスペースでテントを発見。前日岩手山から降りる際に見えていた灯りの正体が分かりました。
というか岩手山ってテントOKでしたっけ?
テントのことは置いといて、先を急ぎます。御花畑って名前はいいんですけど、Flower fieldって訳し方がそのまんま感ハンパない笑
木々が低い樹林帯。体をかがめて通ります。足元にある大小の石達がガラガラと動き、歩きづらい道のりでした。
御花畑までのコースは崩落箇所も多め。ここなんか降りるの結構大変でしたよ!YAMAPでも地図上に注意マーク出てました。
崩落箇所多数のコースをようやく攻略し、御花畑に到着。花は・・・一体どこにいるんだ???笑
時間が押し気味なので今回御釜湖はスルーで。
結構崩れかけた沢沿いを通っていきます。所々岩に赤いマーキングがされているので迷うことは無さそうです。
ようやっと紅葉感ある色付きが見えてきました。
こまめな水分補給を心がけていたとはいえ、手持ちの水が心許ない量に・・・と、ここで心強いNEWアイテムが登場です!
ノニヤマ遂に浄水器を購入いたしました!!!パチパチパチ。
詳しいレビューはいずれ記事にするとして、素早く浄水出来る良いアイテムでしたよ!
前日見た鬼ヶ城付近とはカラーが違う紅葉。これも味があっていいですね。
付かず離れずの距離で御花畑から一緒だったお姉さんとココでお別れ。ここから見てると凄いルートに見えますね・・・流石大地獄の名前が付いてるだけありますわ。
前日も通った切通し、姥倉山近くの分岐を経て犬倉山方面へ。途中水場まで30mの表示が。そんなに近いなら行ってみましょうか!
看板通りメチャ近の水場。4℃かどうかは分かりませんが、飲みやすく美味しい水でした!
登るか迷いましたが、せっかくなんで犬倉山のピークも踏んできました。展望台があるとのことで周回路を回ってきましたが眺望はガスガス。
天候が良ければ雫石盆地や遠く南東には盛岡市街地が望め、すぐ麓には湯気を上げる網張温泉の源泉も見える様です。
犬倉山を下り、少しずつ目的の三ツ石山に近づいている感が!まだ4.5kmありますけども・・・
網張スキー場のリフトを利用するコースも気になりますね。
泥、泥、泥。先ほどの標柱から三ツ石山荘までは、ひたすらとこんな悪路が続きます。
足元が悪いとは聞いていましたが、網張リフトを利用してくる一般の観光客だとこれはキツイのでは・・・
紅葉目的で観光に来る方は長靴持参をオススメしますよ!
泥エリアを抜け、ようやく紅葉で有名な三ツ石山の片鱗を感じとることが出来ます!
三ツ石山荘に到着
ようやく三ツ石山荘なる避難小屋へ到着。正午頃ということで人はかなり多め。
トイレ待ちは20分ほどらしいです・・・登ってきてからでいいかな。
トイレ、小屋の一階はそこそこ混み合っていましたが二階はさほど。ゆったりと昼食を楽しめました。
二階入り口の踊り場からこれから向かう三ツ石山を眺めます。ガス晴れないかぁ・・・
皆さんデッキで休憩中。三ツ石山荘ならぬ密石山荘ですわ、こんなん。
さて、こちらの小屋から山頂まではさほど時間がかからない様なのでザックをデポしていくことに。貴重品と水だけなんで背中が軽い軽い!
山荘からここまで悪路が続いたので道中の写真はナシ。
標高1,466M 三ツ石山に登頂だー!白すぎて何も見えませーん・・・
真っ白い、精神と時の部屋のような空間でガスが晴れるのを待っていましたがコレが限界のようです。
奥で淡く見えるカラーも、ガスさえ晴れれば凄いんだろうぁ・・・。
山頂部から降りて大深岳方面を見るとこんな感じ。ガスの影響で何枚撮っても同じような紅葉写真になってまうのが悲しい。
ギリギリまで粘りましたが自然には勝てず。諦めて下ってくると山荘周りはスカーッとしておりました。
山荘に戻ってきたのが15時前。あれだけいた人々が全然いませんよ・・・
と思ったら、網張への下山バス時間を考えれば納得。それにしてもあれだけの人数を一日一便で運び切れるんでしょうかね?
山荘から松川温泉までのルートも足元の状態は悪め。ここなんか高低差で距離感バグる不思議な道でした。
本当に同じような景色の泥道を歩き続け、最後は膝にクる階段の連続・・・ようやく戻ってくることが出来ました!!
登山口そばに注意書き。やはり幕営は禁止されていますね。朝に見たのは闇テントってやつですな。
前日ズラーーーーっと止まっていた車が全くありません。遥か先で自分の車を見つけた時はホッとしましたよ〜。
登山口からしばらく歩き、自分の車まで戻ってきたところで活動終了!お疲れ山でした!
歩いた距離は40km弱。人生史上最長距離を歩いたかと思いましたが、これ2日分なんですよね。そう考えるとまぁ妥当な所でしょうか。すれ違ったユーザー数は今までを遥かに超えた60人。三ツ石山荘、人ヤバかったもんなぁ・・・
八合目避難小屋にてしっかりと岩手山登山バッジGET出来ました。流石の百名山、在庫が大量にありましたよ笑
今回の山行 備忘録的まとめ
さて今回は2021年9月の岩手山〜三ツ石山 縦走登山について書きました
寝袋や2日分の食料。そしてビールを担いでの登山は本当にいい経験となりました。山でのテント泊をかなりイメージできる様になりましたからね。北アルプスの山行も見えてきましたよ!!
それにしても山に泊まることがこんなにも楽しいとは・・・下山時間を考えず、ただ夕日を眺める。心に刻まれるほどの感動を味わえる小屋泊にハマってしまいそうです。これを書いている時は既に各地で冠雪が記録され、残念ながら2021年の一泊登山はここで終了です。
というか雪が降り始めるとスノーボードシーズンの始まりなわけで。結局は山にいるんですけど笑
そして今回の山行で1番残念だったのは三ツ石山の紅葉をしっかり見れなかったこと!。色づき自体は素晴らしかったんですが、如何せんガスガスなもんで・・・。来年は天候良さげな平日にまた挑戦したいと思います。三ツ石リベンジャーズですね!
2日分のまとめなので量が多くなりました笑 それほどまでに楽しい山行だったということで・・・
ここまでお読みいただきありがとうございました
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